コンセプト
MIRAINOVA (ミライノヴァ) とは
予測不可能な未来を生きるわたしたち。
幅広い知性で世界を俯瞰し、参画していける人に、そして自分軸で幸せに生きる人が増えて欲しい。このために、フィナンシャル・ウェルビーイング向上のための「お金の教養」「くらし方」「働き方」 をサポートしていきます。
さまざまな生き方を選択してきた私は、“未来”を創造する「ファイナンシャル・ウェルビーイング」の大切さにたどり着きました。ミライノヴァで一体何をやりたいのか。少し長くなりますが、“みらいの場”に込めた想いを紹介いたします。
はじめに
米国調査会社ギャラップ社の提唱するWell-beingの5つの概念「Social」「Physical」「Career」「Financial」「Community」の一つにフィナンシャル・ウェルビーイング(Financial Well-being)があります。
さまざまなメディアに囲まれた現代を生きるわたしたちは、メンタル・フィジカル両面で不安を感じ、働き方や生き方について見つめ直す機会が増えたと感じます。その結果、ファイナンシャル・ウェルビーイングも多様化が進んだのではないでしょうか。
経済的に満足な状態は人それぞれであり、単純に収入や資産の多寡では決まりませんが、「自身の意思決定によりお金に関する不安を解消させ、現在および将来にわたって、経済的な満足度が継続し、自律的に人生における選択・行動が可能な状態」をつくるサポートをします。

第一章 背景と問題点
わたしたちが暮らす日本は、戦後に確立した知識偏重の全体管理型教育によって、均一で良質な人材を大量生産することに成功し、高度経済成長を支え日本再興の礎になったことは疑う余地はありません。しかしながら、成熟社会に至った平成の時代もなお、昭和の教育システムが続きました。そして令和。時代にそぐわない旧態依然とした教育のアップデートが進められています。
わたしたちが生まれながらにして持つ多様な個性は、集団の平均値に合わせた全体教育の中で置き去りにされてきました。わたしたちの個性や才能を、伸ばすことも生かすこともできませんでした。それどころか、生きづらさをも強いてきました。このような環境では、クリエイティブな人材を生まれません。その結果は、GDP成長率、グローバル企業の時価総額ランキング、ユニコーン企業の数などを見れば明らかで、国際競争力の著しい低下として顕在化しています。社会は十分に成熟し、AIの急速な進歩によるシンギュラリティへの到達も目前に迫っています。とりわけ天然資源に乏しい日本にとっては、本来の個性や才能を活かしていかに社会で活躍できる環境を整備するかが極めて重要です。おとな、子どもに関わらずです。
平均からの逸脱が認められない日本人特有の同調圧力文化のルーツもまた、従来型の教育制度にあります。これにより、個性が重んじられない全体主義的マインドが国民にもたらされ、多様性が喪失しました。国民はメディアの影響を受けやすくなり、幸福の価値基準を自分の外に求めそして”自分らしさ”を失います。さらに社会への希薄な当事者意識は、諸外国に比べ異常に低い投票率として可視化されています。政治に無関心になった結果、まさに国家の民主主義が崩壊しつつあります。自分らしく幸せに生きるという本当の豊かさを、改めて見つめ直す必要があります。
そこでいま、ミライノヴァに何ができるか。すべての人が、生涯にわたって自律的に人生における選択が可能な状態になること、それを遂行する土台となる能力の獲得が求められています。経済生活を送る上で必要な金融知識やスキル(金融リテラシー)を身につける、金融教育への改革が喫緊の課題となっています。

第二章 なぜこの事業を始めるのか
ファイナンシャル・ウェルビーイングは、単純に客観的な所得や資産を増やすことが重要だと思われるかもしれません。しかしながら、それだけでは実現が困難といえます。
自身の生活水準などに照らし、現在・将来の所得が満足かどうかがウェルビーイング全体に影響しているからです。
収入が上がったとしても、その分だけ贅沢をして生活水準を上げてしまうとその分だけ支出も増え、家計状況は良くならないかもしれません。一方で、限られた資産・所得でも「この水準でやっていける」という感覚を持てる状態であれば、満たされた状態で生活できるかもしれません。このように、ファイナンシャル・ウェルビーイングというのは客観的な所得の多寡などだけではない概念なのです。
では、このファイナンシャル ウェルビーイングはどのようにすれば向上するでしょうか。
私は、学生、社会人、会社員、フリーランス、アドレスホッパー、稼ぐ、稼がない、などさまざまな選択をしてきました。私自身のこれまでの生き方を通じて、「個々の経済的な満足度の継続と自律的に人生における選択が可能な状態になる」ことが自分らしく幸せに生きるために大切な要素であると気づきました。
「お金や金融の様々な働きを理解し、それを通じて自分の暮らしや社会について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きながらより豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて、主体的に行動できる態度を養う教育」。この想いを実現する方法として『ミライノヴァ』を始めました。

第三章 ミライノヴァが 目指すもの
3年前の非常識は現代の常識に。昨日の安定は今日の不安定に。
そんな将来の変化を予測することがますます困難になっていくこの時代。
自分らしくブレずに生き抜く
「自分の中に幸せの価値基準を持てる人」
そして
未来を創っていく
「幅広い知性に基づき世界を俯瞰し自ら参画していける人」
こんな人が増えることを強く願っています。
その基礎形成を目指した教育を”ファイナンシャル・ウェルビーイング”の視点から実践するべく、
ミライノヴァが大切にするのは以下の3つの要素です。
「お金の教養」
「くらし方」
「働き方」
自分の知識や価値観、友人の考え方、現実的な制約などを総合的に判断しながら、答えを出さなければならない場面があるはずです。そのような経験を積み重ねることは、複眼的な視座を持つ、柔軟でたくましい人間形成の手助けとなるでしょう。これらを兼ね備える人が育つことを意識し、ファイナンシャル・ウェルビーイングの向上に取り組みます。

第四章 そのために 何をするか
“みらいの場”に込めた想いを実現し、子どもから大人まで共に育ち合う場として『ミライノヴァ』は2つの事業を行います。
個人のお客様向け
一人一人のお悩みにカスタマイズしたコンサルティングを提供いたします。
保険商品・金融商品の販売も一切なし、必要な情報のご提供のみで構いませんので、安心しててニーズにあったアドバイスを受けられます。
強みは、“お金×働き方×くらし”を融合支援であること。
家計管理や資産運用などの金融についてだけではなく、移住や留学、副業や起業、FP資格取得のサポートもいたします。
MIRAINOVA for Business
会社や学校における金融教育だけでは限界があります。子どもから大人まで、みなさんと共に未来を考え、悩みを分かち合う機会をつくり、マネーリテラシー向上のためのサポートをいたします。様々なテーマでセミナーなどのイベントを開催し、それぞれの未来作りの糧になることを目指します。

おわりに
多くの人がファイナンシャル・ウェルビーイングの実現に一歩でも近づけるよう、自分らしい暮らしを続けるための準備や方法を一緒に考えたいと、この事業を始めました。ぜひ、少しでもご興味がありましたら、LINEでもSNSでもツールは問いませんので、ご相談頂けたら大変嬉しいです。